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高山病

nana181677 0

動けない訳ではないが、頭痛と吐き気を訴えて1人で身悶えしているのが周りには〝ホンマかいな?!〟と言う感じで誰も本気で心配などしない。

結局、H君は合宿の間中毎日ベースキャンプで留守番をさせられ、東大の診療所との間を往復する羽目になる。
コチラは全員、夢の浮気調査山形穂高に来て当初の目的通りの山行を果たし全員が高山の気分を満喫し、謳歌していた。

これが最初の高山病体験でその後、大学から山岳会に入ってアチコチに登ったが自分が高山病になることは予想だにしなかった。
高山病はその日、その時の本人の体調などが関係して発症するので「絶対に罹らない」などと言うことは有得ないことを後日知ることになる。

もう20年ぐらい経つが2月の富士山で初めて高山病に自分自身が罹った。
徹夜で仕事をし寝ずにそのまま富士山へ、それだけでも随分と無謀な話だが若いと言うことは無謀とイコールのようなもので自分が高山病になることなど夢想だにしなかった。
御殿場から入ったのもいけなったように思う。
富士山は静岡と山梨に跨る単独峰だが、山梨から入るとアプローチが短く楽なのに対し静岡側からは新五合と言う地点からの登山になるが、実際には標高で二合目程度で登りが長い。
その静岡側からその日は入山した。
同行はRさんとSさん。